昭和43年2月4日 朝の御理解 (末永信太郎) №0-19
1月の6日から始められました寒修行も、いよいよ今日、一月目を迎えさせて頂きました。日を追うに従いまして、いよいよ熱烈に白熱化して参りました寒修行も、無事に今日、その御礼のお届けをさせて頂くことが出来ました。何と申しましても、その修行中の圧巻ともいう、津田先生を迎えての二日間にわたる、その信心研修会でございました。
いよいよ、この間修行を境といたしまして、私どもの信心が一段と飛躍して参ります本当の信心へ、真の信心へと信心が進められて行かなければなりません。合楽的信心から、真の信心を目指しての信心修行が、これからも、どうぞ信心に油断なく、いよいよおかげを蒙って行きたいと思います。
昨日、お届けがあったのでございますけれども、今日、若い方達のグループで、若い時でなからなければ出来ないというような荒行ですね、修行をして見えられました方達を中心にして、まだ、それは仮称でございますけれども、松栄会という会が誕生致します。今日はその報告のお届けがあるはずでございます。
本当にあの、考えて見ますと考えて見ますほど、有り難い。もちろん、これは若先生を中心にした会でございます。もう、本当にとても若い時じゃなからなければ出来ません修行を( )でておられます。いよいよ、おかげを頂きまして、そういうおかげを銘々の上にも、この度は皆さんも体験されたことであろうと思います。今日は私の、まあ、言うなら修行中とでも申しましょうか。
現在、また続けられておることでございますけれども、茶粥を皆さんに頂いて行くような準備が、今、出けております。まあ、茶粥の準備の済む頃まで、本当に皆さん、5分ずつでも10分ずつでも、この寒修行中に受けられた信心の体験、または感想など、皆さんに発表して頂きたいと思うのでございます。
御理解は、今日は、只今から御祈念中に頂きますことは、信心に油断なくということでございました。ね。ですから、どうぞ油断のない信心をさせて頂きまして、いよいよ、修行に取り組ませて頂かなければならん。いよいよ、合楽的信心から脱皮して、いよいよ、本当な信心への道を(ひた)進みに進ませて頂こうと、まあ、覚悟を新たにしたような訳でございます。皆さんも、どうぞよろしく、おかげを頂かれますように。さっそく、ここに御説教台を出して頂きまして、体験発表をして頂きたいと思います。どうぞ。